ボジョレー・ヌーヴォー2015、初心者にオススメの1本を試す!

ボジョレー・ヌーヴォー2015、初心者にオススメの1本を試す!
投稿日: 2015年11月25日 更新日: 2017年10月27日
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毎年11月第三木曜日に解禁されるボジョレー・ヌーヴォー。いろんなお店にいろんな名前のお酒が並びますが、どれを買えばいいのか迷いませんか? そこで、普段ワインをまったく飲まない初心者2人が、「どれならオススメできるか」試してきました!

利き酒会でトライ

利き酒会でトライ

お邪魔したのは、2015年には15銘柄のヌーヴォー(新酒)を販売するメルシャングループの利き酒会。この会場には新酒以外のオススメ酒類も並び、合計30タイプが提供されました。

編集部の「飲めないズ」です!

編集部の「飲めないズ」です!

今回試した2人。安田(左)は、普段お酒そのものをほとんど飲みません。「特に赤ワインに苦手感がある人へのオススメを、飲みやすさ重視で探します!」。永瀬(右)はビール党。人一倍鼻が敏感なので、あまりアルコールの香りが強くないお酒が好き。「今日は、軽くて、ゴクゴクいけるものを知りたい。週末に買って飲みたいです!」

まず、お手頃プライスからスタート!

まず、お手頃プライスからスタート!

量販店などでも広く売られる、2000円前後のものからトライすることに。ベーシックなこの1と、300円分ランクが上の「ヴィラージュ」を比べましたが、ワイン初心者2人の感想は「1のほうが飲みやすくて好き!」。

1・アルベール・ビジョー アルベール・ビジョー ボージョレ・ヌーヴォー 2015 750ml 2100円(メルシャン・税抜参考価格)

ペットボトルタイプはどう味が違う?

ペットボトルタイプはどう味が違う?

続いて、1とラベルの金色部分が違うだけに見える、ペットボトル入りの2を。中身も少し違うのだそうです。

「これも飲みやすい!1よりもワインの色が少し濃いけれど、渋みは少なめ。華やかな印象です!」(安田)

「自分だけで飲む場合にはペットの気軽さがジャスト。捨てるのもラクだし。誰かの家に持っていくなら見栄えのいい瓶入りの1、自分だけで飲むなら2と、使い分けます!」(永瀬)

2・アルベール・ビジョー アルベール・ビジョー ボージョレ・ヌーヴォー ペットボトル 2015 750ml 1600円(メルシャン・税抜参考価格)

3000円クラスでは?

3000円クラスでは?

続いて、お酒専門店などにも置かれる、3000円前後のタイプ。

「3はフルーティですね!私が苦手なタイプのアルコールの香りもしません。このクラスならこれが好きです」(永瀬)

「甘くて、まろやか、優しい。私もこの価格帯では3がいちばん好きです」(安田)

3・アルベール・ビジョー アルベール・ビジョー ボージョレ・ヌーヴォー ヴィヴェイユ・ヴィーニュ キュヴェ・スペシャル  2015 750ml 2900円(メルシャン・税抜参考価格)

周囲の専門家の間では……

周囲の専門家の間では……

渋み、苦味といった、赤ワインこそが持つ風味が、ワイン初心者の2人には強い様子。でも、周囲で歓談中のワイン専門家のみなさんに質問したところ、3000円帯の中では、風味が豊かなコレもおすすめでした。

4・アルベール・ビジョー アルベール・ビジョー ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー シャトー・ド・ヴァレンヌ  2015 750ml 3400円(メルシャン・税抜参考価格)

ところが、フードを食べてみると……!

ところが、フードを食べてみると……!

ここまでは「出品されている新酒を全部飲まないと!」と必死でした。でも、ちょっと余裕が出てきたので、並んでいたフードを食べてみました。するとびっくり!

評価が逆転。「軽いものは負ける」

評価が逆転。「軽いものは負ける」

「あっ、食べながらだと、1は負けちゃいますね! 3がいいです!」(永瀬)

そこで、ワインももう少し上の、3500円前後クラスにトライしました。GARDENやKINOKUNIYAでの扱いです。

「なるほど、マリアージュってこういうことなんですね。私は5が好きです!チーズやローストビーフが持っている臭みを、ワインの側が消してくれます!」(安田)

5・ルイ・ジャド ボージョレ・ヴィラージュ プリムール 2015 750ml 3500円(日本リカー・税抜参考価格

そして、結論は!

そして、結論は!

もともと飲めない2人は、このあたりでだいぶいい具合の顔色になってきました。まだ飲んでいないものも駆け足で確かめ、どれがおすすめかを相談。

「初心者の私たちが、自信を持ってオススメするのは、2のペットボトルタイプ! 1600円というお値段も魅力です。これ単体でゴクゴク飲んで楽しめる華やかな味なので、普段は赤ワインに敷居を感じる人こそ、ぜひ!」(安田)

「チーズや生ハムなど、ちょっとランクが上のおつまみを持ち寄ったなら、3もオススメです。ぎゅっとやさしい風味が詰まってます。古い木からとれたぶどうというストーリーもステキ!」(永瀬)

「もっとパンチのある、グレイビーソースのローストビーフ、ホワイトソースのチキンなどを用意する場合、5がいちばんいいと思いました。飲み物が食べ物の格を上げてくれます。1+1なのに合計3倍美味しくなるから、気合いを入れて食事を用意して!」(安田)

年に1度の新酒、楽しんでください!

普段ワインを飲まない初心者が、価格を見ずに、「美味しく楽しく飲める」ものを探したこのレビュー。ぜひ参考にして、ボジョレー・ヌーヴォーを楽しんでください。


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