いま話題ドラマ『ペントハウス』にウザ面白いが詰まってる

いま話題ドラマ『ペントハウス』にウザ面白いが詰まってる
投稿日: 2024年3月8日 更新日: 2024年3月11日
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家事なんか嫌いだけど、汚いのも嫌な天邪鬼。 普段は何の変哲もないサ...
韓国で絶大な人気を誇るドラマ「ペントハウス」を遅ればせながら視聴しました。2020年にシーズン1が登場すると瞬く間に話題となり、瞬間最高視聴率ではなんと31.3%を記録したのだとか。

SNSでは「うざいけど面白い⁉︎」なんて声も多く、1話と2話を見てドラマの魅力についてネタバレなしで迫ってみたいと思います。

突然の衝撃シーンからスタート

突然の衝撃シーンからスタート

物語の冒頭は都会の街並みの中でもひときわ目を引く厳美な高層ビルが始まりの舞台。外では夜の街には花火が打ち上げられ暗闇の中を華やかに照らしています。

外の喧騒とは相対して、明らかに庶民が住む場所とは程遠いビルの一室では、煌びやかなドレスに身を包んだ女性がひとり。彼女は高層階の自室からどこかへと向かうためエレベーターにて下降していきます。

再度、大きく鳴り渡る外の花火をエレベーターのガラス越しに彼女が気づき振り返ると、バルコニーから人が投げ出される瞬間を目撃。

下降を続けるエレベーターの中から落ちてゆく女性の瞳と目が合い、エレベーターより早く落下していく女性を見て悲鳴をあげる彼女。

一体何が起こっているのかを把握できずに観ている私をよそに話は物語の2ヶ月前へと遡っていきます。

衝撃的なシーンから始まるペントハウスは予備知識ゼロで視聴を始めた私に、予期せぬサスペンスからの幕開けとなりました。

うざいと言われる理由が分かるほど桁違い

うざいと言われる理由が分かるほど桁違い

庶民の感覚からは程遠い、登場人物を一目見ただけで分かる生活水準の違い。彼らの望むものは幸せな時間ではなく、プライドが満たせるひとときの優越だけ。

視聴した誰もが一度は憧れたことがあるだろうと思う生活の裏側には「こんな生活をしてみたいけど、こんな人間になりたくない」が詰まっています。

ある意味、お金を持ってしまったことで当たり前の幸せに気づけなくなった哀れな人を観察する感覚が味わえるかも。

ついつい応援したくなるストーリー

ついつい応援したくなるストーリー

安心してください、登場する全てが共感できないキャラクターだけではないですよ。

声楽という音楽家の領域へ、恵まれた家庭とは言えない家柄の中で夢を追いかける少女(ぺ・ロナ)はなぜか頑なに反対する母親にも屈せずに歌の道へまっすぐに突き進みます。

彼女に待っている未来はいったいどんな形を迎えるのか、高層ビルに住む彼らとどのように物語が交差していくのか、鼻につく金持ちばかりの中だからこそ特に応援したくなってしまいます。

登場人物の陰にはどんな背景があるのか

登場人物の陰にはどんな背景があるのか

人間の心の中にある光と影を余すことなく、表現されており2話まででは分からないたくさんのストーリーが隠れていそうな演出でした。

少々過激な描写も多いですが、ありがちなシーンよりも想定外の結果を迎えることばかりで観ていて次はどうなるの?と期待させるシーンが散りばめられています。

1話と2話では声楽を舞台にした女性2人の確執のみ明かされますが、それぞれの登場人物にどんなストーリーがあるのか気になってしまいます!

冬の締めくくりに、退屈な日常へスパイスを与えてくれる「ペントハウス」が気になった方はNetflixをはじめ各動画配信サービスで視聴できるので、まずは1話を観てみてくださいね。

© SBS

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